特別養護老人ホーム あかね苑
はじめに・あかね苑の目指すもの
はじめに・あかね苑の目指すもの

はじめに

 ますます高齢化が進むこれからの社会において高齢者がいきいきと暮らせるためには、高齢者が安全で安心して暮らせる環境づくりが求められています。あかね苑では、新宿区内の高齢者が住み慣れた家庭や安全な環境のなかで、いつまでも明るく、健康的に自立した生活を営むことができるように、通所や入所のサービスを提供しています。
 北山伏町地区では総合的相談に応じる箪笥町高齢者総合相談センターをはじめとし、介護保険による指定介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)、また併設して短期入所生活介護事業(ショートステイ)、通所介護事業(サービスセンター)、居宅介護支援事業(ケアプラン作成)など幅広い事業を行なっています。さらに戸山地区では、東戸山小学校に新宿区で初めて空き教室を利用した通所介護事業(東戸山高齢者在宅サービスセンター)を指定管理者として受諾しており平成2年より新宿区東部地区の高齢者福祉のパイオニアとして事業を展開しています。

あかね苑の目指すもの

「生きがい」は、人それぞれである。「生きがい」は自分で見つけるもので、他人が与えることは困難である。それでは、あかね苑を利用している方々の「生きがい」に、私たちはまったく関われないのだろうか。
 そこで「生きがい」を「今日生きる力」と置き換えて「生きる力」になるものは何かと考えてみる。若い人は遠い未来の夢を考えることが可能で、たとえ今が辛くて大変でも、未来の夢があれば今の苦難を乗り越えることができる。しかし、お年寄りにあるものは過去と現在(限りある未来)である。若者は未来の夢に、お年寄りは現在と限りある未来に、それぞれ生きる力を得て生きていると思います。今日をしっかり生きていただくためには昨日を、明日をより力強く生きていただくためには今日を、「良い日」としなければならない。お年寄りは今日という日が辛かったら、明日を生きる気にはなれない。今日という日が良い日であって、はじめて明日を生きる気力が生まれる。もう一歩、いや半歩でもいい、ほんの少しでもいいから明日に顔を向けて、喜んでもらえる日々を生きてもらいたい。
 私たちは、利用者の皆さんに「生きがい」を配って歩くことはできないが、今日一日を「良い日」として終わることができるようにお手伝いすることはできる。これこそが私たちの最大の務めとしなければならないことと考える。「今日も楽しかった」と思える毎日を創り、一日、一日積み重ねていくことが「あかね苑」のめざすものである。

長年住み慣れた地域の中で、家族や知人とふれあうことができ、生きがいを持って安全で快適な生活を送ることが、利用者や家族にとっても心安らぐことと考えます。当施設は、このことを第一に揚げ地域に根ざした地域福祉の拠点として、皆様に安心感を与える愛される施設づくりをめざしてまいります。